「機能的だけど、なんか事務的で殺風景だな…」 そう感じるなら、足りないのは「光」と「質感」です。
デスクの見た目は、モチベーションに直結します。 今回は、置くだけでデスクが洗練された空間に変わる「デスクマット」と、集中力を高める「モニターライト・間接照明」の導入について解説します。
アイテム1:デスクの“顔”を決める「デスクマット」
キーボードやマウスの下に敷く大型のマットです。これを敷くメリットは3つあります。
- 見た目が締まる: デスク全体に「区切り」が生まれて、散らかって見えにくくなります。
- 音が良くなる: キーボードを打つ音や、マウスを置く音が吸収されて、上品な音に変わります。
- 傷防止: デスクの天板を傷や汚れから守ってくれます。
1. 【クール派】Knodel(ノデル)デスクマット
Amazonでベストセラーになっている、PUレザー(合皮)製のマットです。
- ここが良い: 本革のような見た目なのに、撥水性があって汚れに強いです。
- おすすめ理由: コーヒーをこぼしてもサッと拭き取れるので手入れが楽チンです。裏表で色が違うリバーシブル仕様のものも多くて、気分に合わせて色を変えられます。
2. 【温かみ派】フェルト製デスクマット
「メカメカしい感じより、カフェみたいな落ち着きが欲しいなぁ」という方には、フェルト(羊毛などの繊維)素材がおすすめです。
- ここが良い: ふんわりとした手触りで、冬場に机の冷たさを感じません。
- おすすめ理由: フェルトの「グレー」は、白いキーボードや木製の天板と相性がバッチリ。そこに小物を置くだけで、なんだか柔らかい雰囲気を作れます。
- 注意点: 布製なので、マウスの滑り心地がレザーとはちょっと違います。ゲームで激しいマウス操作をする場合は注意してくださいね。
3. 【ゲーマー派】Logicool G ゲーミングマウスパッド (G240/G640)
PCゲームをするなら、ファッション性よりも「マウスの操作性」を優先すべきです。
- ここが良い: プロゲーマーも愛用している、布製の高性能マウスパッドです。
- おすすめ理由: マウスのセンサーが正確に反応するように設計されています。大型サイズ(G640など)を選べば、キーボードの下まで敷くことができて、デスクマットとしても十分使えます。
アイテム2:場所を取らずに手元を照らす「モニターライト」
デスクライトを置くと場所を取りますが、「モニターの上に引っ掛けるライト」なら、スペースゼロでデスクを明るくできます。 天井の照明だけだと、自分の頭の影が手元に落ちて暗くなりがちですが、これがあれば手元の書類やキーボードだけをクリアに照らしてくれますよ。
4. 【本命】BenQ ScreenBar(スクリーンバー)
モニターライトというジャンルを作った代表的な製品です。
- ここが良い: 独自の設計で、光が画面に一切反射せず、手元だけを照らしてくれます。
- おすすめ理由: 自動調光センサーが優秀で、部屋の明るさに合わせて常に最適な明るさにしてくれます。安いライトとの違いは「光の質の良さ(まぶしくない・ムラがない)」です。予算が許すなら、これが一番失敗のない選択です。
5. 【コスパ】Quntis(クンティス)モニターライト
「ライトに1万円以上は出せないなぁ…」という方は、こちらが選択肢に入ります。
- ここが良い: BenQよりもずっと手頃な価格で購入できます。
- おすすめ理由: 価格は安いですが、色温度の変更(暖色〜白色)や、自動調光機能もしっかり搭載しています。「とりあえずモニターライトを試してみたい」という方には必要十分な性能を持っていますよ。
アイテム3:雰囲気を格上げする「+α」の小物
必須ではありませんが、これがあると「こだわってる感」が一気に出るアイテムです。
6. 【間接照明】SwitchBot(スイッチボット)テープライト
モニターの「裏」やデスクの「縁」を光らせるLEDテープです。
- ここが良い: シールのように貼るだけ。スマホアプリやAlexaなどで色や明るさを操作できます。
- おすすめ理由: モニターの裏壁をぼんやり光らせることで、画面と壁の明るさの差が減って、目の疲れを和らげる効果も期待できます。気分に合わせて部屋の色を変えられるのも楽しいですよ!
7. 【癒やし】フェイクグリーン(人工観葉植物)
無機質なデスクには、少しの「緑」があるだけで印象が柔らかくなります。
- おすすめ: Amazonやインテリアショップで売っている「CT触媒(消臭効果あり)のミニグリーン」や「多肉植物のフェイク」。
- ポイント: 本物の植物は水やりや虫の心配がありますが、フェイクなら置くだけでお手入れ不要です。モニターの横に1つ置くだけで、画面越しの印象も良くなりますよ。
まとめ:Step 1〜3でデスクは完成!
これまで3回にわたって紹介してきた手順を振り返ります。
- Step 1: ケーブルを隠して「ノイズ」を消す
- Step 2: モニターを浮かせて「広さ」を作る
- Step 3: マットと光で「雰囲気」を出す
この3ステップを実践すれば、あなたのデスクは単なる「作業場」から、「座るだけでモチベーションが上がるコックピット」へと生まれ変わります。
まずは、一番安価で変化がわかりやすい「Knodelのデスクマット」を敷いてみることから始めてみませんか? その一枚が、理想のデスク作りへの入り口になりますよ!
Next Step:整理の次は「道具」を極める
デスクの整理整頓と、雰囲気作りはこれで完璧です!
しかし、快適なデスクワークのためには、見た目だけでなく「身体を守る道具」も重要です。
モニター、キーボード、椅子…。
エンジニア視点で選んだ「疲れない最強のハードウェア」たちを、以下のシリーズで解説しています。
▼ まずは「モニター」から見直してみる
▼ 指と手首を守る「キーボード・マウス」




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